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恩師が逝去しました。

渡辺さん
皆様

とうとう神戸ビエンナーレも終ってしまいました。
また長いこと更新しなくてすみませんでした。
大賞を頂いてから、色んなことがおきました。
プロジェクターの調子が悪くなんとか展示し続ける方法を考え、
過労で体調を崩し、やっと落ち着いて、お世話になった方々に
報告しようという矢先、一番いろいろ話を聞いてほしかった私の
恩師が亡くなりました。

私の勤めている東京藝術大学先端芸術表現科の渡辺好明教授です。
渡辺先生の研究室で学び、先生がご推薦くださったので、今も
こうして大学で働いています。
先端芸術表現科でお別れの会を行いました。
この2週間教員、助手全員、学生と不眠不休で準備しました。
先生にふさわしいお別れの会を作りたかったからです。
たくさんの方が来て下さいました。

お別れ会の翌日、神戸ビエンナーレで授賞式がありましたので、
出席しました。インタビューを受けて、「次の作品の構想は?」
と聞かれた時、なぜか唐突に涙が飛び出しました。
どういう気持ちのつながりかわからないのですが、
次の作品の事を漠然と考えると先生の笑顔が思い浮かんだのです。

先生、ありがとうございました。
いつも大学にいて、いつでも話を聞いてくださるので、甘えてばかり
いました。ちゃんとお礼を言ったことがありません。
これからもあきらめずにずっと作品を作っていきます。

体調不良。

ひさびさの更新となりまして申訳ないです。
プロジェクターの調子も、私の体調も悪かったです。
準備中もやたらと鼻血が出まして、なんだろな〜と思って
いたのですが、頻脈状態がずっと続いていたようです。
本人全く気づいておらず、久々に常用薬を病院にとりに
行き、異常に脈が多い、と即検査、処置となりました。
というわけで長らく更新を怠っておりました。
会期も半分過ぎましたが内容の話が
まだ一度しかできてない(泣)

みたび、神戸へ。

ドクターイエロー
神戸に作品のメンテナンスに向かっています。
プチ鉄なので、新幹線ホームに入ってきたドクターイエロー
の写真を撮ってしまいました。T4かな?

終電後、始発前に稼働する点検用車両らしいので、ホーム
で見る事はめずらしいとか。ので、見るとラッキーな事が
ある、という噂を聞きましたが、本当でしょうか。

今回東京駅にも停まっていたし、なんと新横浜でも見ました。
一瞬、あれ?追い抜かれた?と思ったけどそんなわけないですね。

ダブルラッキーがあるのかな♪

beyond the sea制作ノート15

で、ではやっとこさ、作品の内容の話を書き始めます。
まずは鑑賞者の方からよく質問される事に答えるような形で
はじめたいと思います。
「何故、コンテナの中に海を作ろうと思ったのですか?」
というご質問に関して。
平たく言うと海が私にとって特別なものだからです。

芦屋で生まれ育ち、神戸で青春を過ごした私にとって「海」というのは
とても身近な存在です。(この地域は海と山がとても近いのです。)
中高6年間通っていたインターナショナルスクールは神戸市の須磨に
あるのですが、駅を降りるとそこは海!というとても素敵な場所です。
神戸ではめずらしい雪が降った日などは、海にとけていく雪に見とれて
寒い中一日中海岸で過ごしたりしていました。

海というのは不思議な場所で、本当に一日中見ていて飽きないのです。
何にもないと言えば何もないし、一方で何かが海の向こう側にあるよう
な気もしてくる。虚無と希望が表裏一体であるという事を感覚的に教え
てもらったような気がします。
美術家になろう、とちゃんと腹を括ったのは学士を取得した頃ですが、
その頃からいつかこの海という大きなテーマに取り組んでみたい、
と考えていました。今回ぴったりの発表機会があって、とてもうれしく
思っています。次の記事に詳細は譲りますが、「コンテナ」に関して
リサーチをすればするほど、海に関して暖めていたコンセプトと、
コンテナが持っている文化コードがぴったりと寄り添って行きました。

海に対するイメージが私の中で大変明確だったので、ロケーション
ハンティングをするのは実はとても大変でした。
今はデジタル編集で色や彩度を簡単に調整することができますが、
元の画像がある程度の色味を持っていないと画像処理もかけづらい
ですし、海岸の砂の色もかなり明度の高い場所がよかった。
天井からの投影をすると決めていたので、撮影角度がとれる
場所という条件も厳しかったです。ヘリコプターから撮影するか、
とか、ラジコンヘリにカメラをつけて飛ばそうか、とか、真剣に
考えていました(笑)

そして何より自然が相手なので、撮影に行った時に、思い通りの形、
動きの波がくるかどうかはもう「運」しかないです。
幸い、運はよかったみたいです。

beyond the sea制作ノート14

またまたお詫びを。。。
明後日には回復予定だった、
筈がプロジェクタの取り寄せが、
間に合わず来週中には、と言わざるを
得なくなりました。

事務局の方と協議した上、遠方から戸島の
作品を見に来てくださる方もいらっしゃる
という事で、エッセンスだけでも見て頂こ
うと、故障してない方のプロジェクタのみ
起動して、数日の間、半分上映の形を取る
事に致しました。

御迷惑とご不快をおかけして、
本当に申し訳ありません。
プロフィール

makimacchiato

Author:makimacchiato
戸島麻貴 Maki TOSHIMA

美術家:映像インスタレーション/インスタレーション/ドローイングなど

▼主な展覧会▼
2009年10月神戸ビエンナーレ出展 神戸 日本
2008年9月group show Dillon gallery チェルシー ニューヨーク
2008年8月北京オリンピック開会式コスチューム部門AD(石岡瑛子デザイン室スタッフとして)
2008年2月文化庁メディア芸術祭芸術部門入選 国立新美術館 東京 
2007年10月 トークショー 森村泰昌×戸島麻貴 大阪 日本
2007年9月個展 alkaloidrome: MEM ギャラリー 大阪 日本
2005年9月「人工楽園」 渋谷bunkamuraギャラリー 東京 日本
2005年9月「Rosa!」 東京芸術大学陳列館 東京 日本
2004年1月第一回大阪府立現代美術コンクール受賞展 大阪 日本

▼主な受賞歴▼
第2回神戸ビエンナーレ2009
国際コンペティション大賞
第11回文化庁メディア芸術祭入選
第一回大阪府立現代美術コンクール入賞


▼お問い合わせ▼
ページに右側にございます、メール送信フォームよりお願いいたします。

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